コスメの配合成分
コスメは日常的に長時間使用するもので、
肌に直接塗るものですから安心して使える安全性の高いものが理想的です。
コスメを最も塗る顔は、人間の体の中でも最も皮膚が薄くデリケートな場所ですし、
口紅などは食べ物や飲み物と一緒に体内に入ってしまうことも考えられますので気を使いたいものです。
消費者が安全性を確認できるのは、パッケージに記載されている成分表示です。
しかし、実際に成分表示を見てみると、始めて目にするような長い名前が並んでおり、
素人が見てもどれが安全でどれが危険かなどわかるものではありません。
コスメに関して外国で実施された安全調査では、以下の物質が見つかりました。
検出されたグロスの成分
グロスやリップスティックには、アルミニウム・ニッケル・鉛・チタンなどが配合されているものもあります。
これらの成分を使用している化粧品メーカーとしては、
こうした金属物質が体内に入ってしまったとしても、
体にほとんど負担がかからない水準にまで精製しています。
しかし、どんなに尽力しても金属成分が少し残るということです。
体内に残る量がほんのわずかであっても、女性ならほとんど毎日メイクをしますし、
1日に数回お化粧直しをしているでしょう。
1回のメイクで体内に入る量は微量だとしても、
これほどまでに塗布するのですから、知らない間に体内に溜まっている可能性は否定できません。
さまざまな成分がある中でも、特に体に悪影響を及ぼすのは鉛で、
神経毒といわれているほどです。
鉛だけが危険というわけではなく、配合する他の金属成分の中に、
発がん性の疑いやアルツハイマー病へのつながりが疑われているものもあります。
体への影響を抑えるには、口紅などが体内に入らないようにすることです。
飲んだり食べたりする前には、
紙ナプキンやティッシュでグロスなどを拭きとるといいでしょう。
コスメは、一度開封したら何カ月か使い続けることが一般的です。
何カ月もの間、悪くなったり腐敗することを避ける必要がありますので、
保存料や防腐剤が入っていることになります。
コスメ以外には、ベビー用の保湿剤・ボディーローション、
日焼け止めクリーム、コンディショナー、シャンプーなどの製品にも使われています。
保存料や防腐剤(パラベンなど)には、
人間のホルモンを分泌させる働きに影響を及ぼすことが確認されています。
現在妊娠している方、妊娠の可能性がある方は、
普段以上に注意をしてください。
体内の胎児にどのくらいの影響を与えるかは、現段階で全てを把握できていない状況です。
アイメイクに使用するコスメは、
無関係だと思わないでください。
防腐剤がマスカラやアイシャドーに入っています。
接着剤を使用するまつ毛エクステンションは、
実際にホルモン異常やアレルギーなどが報告されています。