下調べをしよう
韓流ドラマや映画を見ていると、
登場する女優さんたちは皆さん美肌でキレイな方ばかりです。
もちろんどの国でも女優さんは美人ばかりなのですが、
韓国の女性は特に肌が美しいと思われた方も多いのではないでしょうか。
韓流ブームのときには韓国コスメについて取り上げるテレビや雑誌も多かったので、
旅行で現地に行ったときにまとめ買いした女性も少なくなかったようです。
しかし、韓流ブームも落ち着いてきた現在は、
韓国コスメについて冷静な意見も聞かれるようになってきました。
決して韓国コスメ=危ないということはありませんが、
韓国産だからとなんにでも飛び付くのではなく、
下調べをしっかりした上で買うべきでしょう。
実際より低かったSPF値
現在はインターネットが普及したお陰で、
一昔前より消費者が自分で商品についてリサーチすることが簡単になりました。
下調べをすれば、ユーザーの生の声がたくさんでてきますので、
これを利用しない手はありません。
以前に韓国コスメの某メーカーが発売していたUVケア製品で、
間違った表示がされていたことがありました。
UVケア製品を購入するときの大きな決め手となるのが、
紫外線をどれだけカットできるかを示すSPF値などです。
そのメーカーの日焼け止めのパッケージに表示していたSPF値は、
実際より低かったことが明らかになったのです。
SPFやPAの値によって、どのくらい塗り直さなければならないか、
値が高いものを選ぶ必要があるかなどに直接影響します。
こんなことが一般的になったら、
日焼けによる肌トラブルを抱える人が世の中に溢れてしまうでしょう。
他にもかつては韓国で人気の高かったある美容商品が、
肌にいいと評判の生物の成分を含有していると広告していたにもかかわらず、
その有効成分が検出されなかったことが明らかになる事例がありました。
お目当ての生物の成分が全く入っていないのですから、
一気に人気がなくなってしまいました。
検出された成分
他の韓国コスメに対しても含有成分の調査が行われており、
ホルムアルデヒドやアスベストといった発がん性物質が確認されたものも出ています。
ある韓国コスメメーカーの製品は、
問題が明らかになったことを受けて回収命令がでたのですが、
とても低い回収率にとどまりました。
回収されなかったその韓国コスメは、
消費者の手に渡ってしまったということです。
その情報を知らない購入者がいたとすれば、
他の商品と同じように店頭に並んでいるので、
疑うこともなく買ってしまったということも考えられます。
事件が発覚したあとの対応が悪いということも知識として踏まえた上で、
もし韓国コスメを買いたいときは十分な下調べをするように心がけてください。